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日本研究功労賞

 日本研究功労賞は、YKK株式会社の協力のもと、海外の優れた日本研究者の顕彰をとおして日本への理解を深めるとともに、海外での日本研究の興隆と促進につなげることを目的として、平成23年度に創設しました。海外に在住し、日本に関する文学や言語、歴史や民俗・民族、文化や環境などの研究において学術上とくに優れた成果をあげている研究者に対して授与するものとしています。

 

受賞者

第5回受賞者 アレキサンダー・ヴォヴィン(Alexander Vovin)氏 フランス国立社会科学高等研究院教授

 第5回の日本研究功労賞は、フランス国立社会科学高等研究院のアレキサンダー・ヴォヴィン教授が受賞しました。
 ヴォヴィン氏は、日本語史の研究者として、古代日本語の構造と歴史的系統の解明を、東アジアを中心とする幅広い言語学研究を背景に行い、真に学際的と呼ぶに相応しい成果を挙げられています。また、『万葉集』の新英語訳と詳細なコメンタリーを通じて、古代日本文化に新たな角度から光を当て、日本語・日本文化の国際的普及と東西の国際交流に多大な貢献を行ったことなどが、高く評価され、今回の受賞となりました。
 授賞式は、平成27年12月9日に日本学士院で開催され、終了後にヴォヴィン氏による記念講演「日本語の起源と消滅危機言語」が行われました。


第5回日本研究功労賞授賞式

立本機構長挨拶

記念講演を行うヴォヴィン氏

記念講演風景

>授賞式および記念講演のチラシを見る (PDF形式:1.69MB)

詳細情報

 

 

第4回受賞者 イルメラ・日地谷=キルシュネライト(Irmela Hijiya-Kirschnereit)氏 ベルリン自由大学教授

 第4回の日本研究功労賞は、ベルリン自由大学教授のイルメラ・日地谷=キルシュネライト氏が受賞しました。

 キルシュネライト氏は、海外における代表的な日本文学研究者の一人であり、日本近現代文学の翻訳、作品論、作家論などを通じて日本文学の特質を広く世界に知らしめ、特に、「私小説」の概念を一つのジャンルとして分析・定義し、理論的に体系化されました。また、ヨーロッパ日本研究協会(EAJS)会長として、ヨーロッパにおける日本学研究の振興と発展に多大な貢献を行い、次世代の日本研究者の育成に尽力されました。これらの功績が高く評価され、今回の受賞となりました。

 授賞式は、平成26年12月11日に日本学士院で開催され、終了後にはキルシュネライト氏による記念講演「ヨーロッパから見た日本文学―芥川龍之介を例として」が行われました。

第4回日本研究功労賞授賞式
第4回日本研究功労賞授賞式
立本機構長挨拶
立本機構長挨拶
記念講演を行うキルシュネライト氏
記念講演を行うキルシュネライト氏
記念講演風景
記念講演風景

>授賞式および記念講演のチラシを見る (PDF形式:1.69MB)

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第3回受賞者 林 文月(LIN Wen Yueh)氏 国立台湾大学名誉教授

 第3回の日本研究功労賞は、日中比較文学、とりわけ中国の唐代文学が日本の平安文学に与えた影響をめぐる優れた研究業績、ならびに、『源氏物語』や『枕草子』をはじめとする平安女流文学の学術的翻訳と注釈を通じて日本古典文学の価値を広く中国語圏に知らしめた功績があったとして、林文月氏が受賞しました。

 授賞式は平成25年12月10日に日本学士院で開催し、終了後には林文月氏による記念講演「平安朝文学の中国語訳」が行われました。

第3回日本研究功労賞授賞式
第3回日本研究功労賞授賞式
金田機構長挨拶
金田機構長挨拶
記念講演風景
記念講演風景
記念講演を行う林文月氏
記念講演を行う林文月氏

>授賞式および記念講演のチラシを見る (PDF形式:3MB)

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第2回受賞者 オギュスタン・ベルク氏 フランス国立社会科学高等研究院教授

 第2回の日本研究功労賞は、「地球上の文化を考察する上での日本文化の重要性を確立させ、同時に人間と自然の関係を再構築する上で日本的概念がいかに重要であるかを世界に呈示した」などの多大な功績があったとして、オギュスタン・ベルク氏が受賞しました。
 平成24年12月に予定しておりました日本研究功労賞の授賞式及び記念講演は、オギュスタン・ベルク氏のご都合により中止となりましたが、平成25年1月にフランス国立社会科学高等研究院において、機構を代表し、佐藤洋一郎総合地球環境学研究所副所長から日本研究功労賞の賞状等の授与が行われました。

第1回日本研究功労賞授賞式 フランス国立社会科学高等研究院における
授与の様子
金田機構長挨拶
賞状を手にするオギュスタン・ベルク氏(左)と
佐藤地球研副所長(右)

第1回受賞者 ロナルド・トビ氏 米国イリノイ大学教授

 第1回の日本研究功労賞は、日本近世史の研究について大きな学術的寄与をなすとともに、米国における日本研究の興隆と促進に多大な功績があったロナルド・トビ氏が受賞しました。
 授賞式は平成24年1月11日に日本学士院で開催し、終了後には受賞者ロナルド・トビ氏による記念講演「国境のない日本の近世」が行われました。

第1回日本研究功労賞授賞式
第1回日本研究功労賞授賞式
金田機構長挨拶
金田機構長挨拶
記念講演
記念講演
記念講演を行うロナルド・トビ氏
記念講演を行うロナルド・トビ氏

>授賞式および記念講演のチラシを見る (PDF形式:1.09MB)

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